「もう同じことを繰り返したくない」と思っているのに、なぜか似たような人間関係を選んでしまう。
仕事や恋愛で、いつも同じところにつまずいてしまう。
インナーチャイルドを癒したり、自分の感情と向き合ったりしているのに、根本的なパターンが変わらない。
そのようなとき、自分自身の経験や感情だけではなく、もっと深いところに刻まれた「無意識のプログラム」が影響していることがあります。
今回ご紹介するClearing Programは、私たちの選択や行動に影響を与えている、さまざまなプログラムを手放していくためのエッセンスです。
私たちを無意識に動かす「プログラム」とは
ここでいうプログラムとは、私たちが無意識のうちに身につけてきた両親や社会、地域などの考え方や価値観、習慣、文化などのことです。
私たちは、生まれてから現在までの経験だけで人格を形成しているわけではありません。
お母さんの胎内にいた頃から、周囲の感情や価値観、家庭の空気に触れながら育っていきます。
さらに、両親や祖父母から受け継がれた考え方、家系の習慣、地域社会の常識、文化、風習、宗教観など、さまざまな影響を受けています。
たとえば、次のような考え方も、無意識のプログラムとなることがあります。
「人に迷惑をかけてはいけない」
「自分よりも家族を優先しなければならない」
「楽をしてはいけない」
「お金を受け取ることには苦労が必要」
「女性は控えめでなければならない」
「成功すると周囲から嫌われる」
「本音を言うと人間関係が壊れる」
こうした価値観は、もともとは家庭や地域の中で生きていくために必要だったものかもしれません。
しかし、大人になった現在も無意識にそのルールに従い続けていると、自分らしい選択ができなくなることがあります。
同じパターンを繰り返す理由
頭では「変わりたい」と思っていても、無意識の領域に古いプログラムが残っていると、私たちは慣れ親しんだ選択へと戻りやすくなります。
たとえば、恋愛では、相手が変わっても似たような関係になってしまうことがあります。
最初は違うタイプの人だと思っていたのに、気づくと自分が我慢し、相手に合わせ続けている。
人間関係では、いつも自分ばかりが人を助け、疲れ果ててしまう。
仕事では、能力があるのに自信を持てず、評価される直前になると一歩引いてしまう。
このような繰り返しには、過去の体験による心の傷だけでなく、家族の中で受け継がれてきた価値観や役割が関係していることもあります。
「母親も我慢していたから、自分も我慢するのが当たり前」
「家族の中で目立つと批判されたため、成功しそうになると怖くなる」
「家系の中でお金に苦労することが普通だったため、豊かさを受け取ることに罪悪感がある」
本人にとっては自然な考え方に感じられるため、それが受け継いだプログラムであることに気づきにくいのです。
インナーチャイルドを癒しても変わらないことがあるのはなぜ?
インナーチャイルドの癒しは、幼少期に傷ついた感情や、満たされなかった思いに気づくための大切なプロセスです。
けれど、自分の幼少期の感情を癒しても、同じ問題が繰り返されることがあります。
その場合、自分一人の体験よりも広い範囲にある価値観やパターンが影響しているのかもしれません。
両親から受け取った考え方。 家族の中で暗黙のうちに守られてきたルール。
先祖代々、繰り返されてきた生き方。 地域や文化の中で「正しい」とされてきた価値観。
私たちは、自分の意思で選んでいると思っていても、実際にはこうした背景の影響を受けながら判断していることがあります。
そのため、自分の感情を癒すことに加えて、「この考え方は、本当に今の私に必要なのだろうか」と、無意識の前提そのものを見直していくことが大切になります。
Clearing Programとは
Clearing Programは、私たちの内側に残っている古いプログラムを解消し、本来の意思で選択していくことを助けるエッセンスです。
対象となるのは、幼少期に身につけた思い込みだけではありません。
胎内期から現在までに受け取った影響や、両親、先祖、家系、地域社会、文化、風習、習慣、宗教などから受け継いだプログラムにも働きかけていきます。
自分では気づいていないプログラムほど、日々の選択や感情、人との関わり方に深く影響します。
Clearing Programは、そのような無意識のパターンを少しずつ見直し、もう必要ではなくなったものを手放していく過程を支えてくれます。
このような方におすすめです
Clearing Programは、次のような方におすすめのエッセンスです。
- 恋愛や人間関係で同じパターンを繰り返してしまう
- インナーチャイルドを癒しても、問題が根本的に変わらない
- 親の価値観や家族の考え方に強く影響されていると感じる
- 自分の人生なのに、自由に選べていないように感じる
- 頑張っているのに、なぜか同じところで行き詰まる
- 成功や豊かさを受け取ることに罪悪感がある
- 周囲の期待ではなく、自分の気持ちを基準に生きたい
- 無意識の思い込みを手放し、自分らしい人生を選びたい
「変わりたい」と強く願っているのに変化できないとき、自分の意思が弱いのだと責める必要はありません。 見えないところで働いている古いプログラムに、まだ気づいていないだけかもしれないからです。
無意識のプログラムを手放すと、選択肢が増えていく
プログラムを手放すということは、家族や先祖、文化を否定することではありません。
これまで受け継いできたものの中には、私たちを守り、支えてくれた知恵や習慣もあります。
大切なのは、すべてを捨てることではなく、今の自分に必要なものと、もう役目を終えたものを見分けることです。
昔は自分を守ってくれた考え方が、現在の自分にとっては自由を狭めるものになっていることもあります。
「我慢すれば愛される」
「人より前に出てはいけない」
「自分の希望より、周囲の期待を優先するべき」
そうした古いルールを手放していくと、これまで見えなかった選択肢が少しずつ現れてきます。
誰かに決められた生き方ではなく、自分が本当に望む方向へ進む。
慣れ親しんだ反応ではなく、今の自分にふさわしい行動を選ぶ。
その一つひとつの選択が、人生の流れを静かに変えていきます。
自分の人生を、自分の意思で選ぶために
私たちは、自分で選択しているように見えて、過去から受け継いだ価値観や無意識の思い込みによって、選択肢を狭めていることがあります。
けれど、その影響に気づき、少しずつ手放していくことで、これまでとは違う道を選べるようになります。
誰かの価値観ではなく、自分はどう生きたいのか。
家族や社会から期待された姿ではなく、自分は何を大切にしたいのか。
過去のパターンではなく、今の自分は何を選びたいのか。
プログラムから自由になるということは、まったく別の自分に生まれ変わることではありません。
外側から重ねられてきた価値観を静かにほどき、その奥にある本来の自分の感覚を取り戻していくことです。
Clearing Programが、古いパターンや無意識の思い込みを手放し、自分の意思で人生を選び直していくための助けとなれば幸いです。
